最近流行っているNFTアートについて 後編

お金の話
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ご覧いただきありがとうございます。まったです。

今回の記事は下記記事の後編となりますので、こちらを読んでいただけますと幸いです。

では、後編参ります。

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NFTアートに関する問題点

前回が問題点で〆ましたので、問題点を引き続き語ってまいります。

販売者のモラルに関する懸念

前編でNFTアートに関する著作権等の問題について触れましたが、契約書と言う概念が存在しない以上、双方の法的遵守の精神が必要な上に難しい問題と書きました。

成熟したコンテンツを守るためには、それらは必ずしも必要。絵師さんの中には魂を込めてオリジナル書く人もいれば、二次創作で一次創作にリスペクトしたオマージュを書く方もいます。

精神論ではないですが、絵師として大成するにはそういったマインドは必要不可欠ですし、作品に関する愛情、技術は不可欠なものとなります。

と同時にそういったマインドはファンの方にも伝わりますし、俗にいう商業的と言われる作品もマーケティングを駆使し、宣伝費用をかけてリスクを背負って作品を作っています。

売れなきゃ生活出来ないし、会社も傾く。そういった必死さはモノを売ると言う意味では前提条件になりますし、絶対必要なものです。それを踏まえ、こちらの検索結果をご覧ください。

NFT フリー素材

該当する一番上のサイトなんですが、全ての絵師を冒とくしてませんかね。こいつ。

正直俺もぱくたそや写真AC、いらすとやと言ったようなフリー素材を使う事はありますよ。だからってフリー素材を加工して、販売するとかはっきり言って君なんで生きてるの?って思う位怒りを禁じ負えないレベルです。

中にはそういったものを利用して、ポスター作ったりアナウンスに使う人もいるのですが、こんな事を言っている時点で作品に対するリスペクトも感じないし、楽して儲けたい。と言うのが伝わります。

大半のサイトは商用利用はオッケーにはなっているんですが、あくまでそれは販売するコンテンツの中で利用するのであって・・ちょっと加工してそれで利益を得ようとか…。

まだ黎明期なのでこういった輩は少ないとは思いますが、こういうので味を〆たゴミが跋扈したらNFTだけでなく、二次創作やフリー素材サイトの在り方も変わると思います。

市場規模の問題

小説ってそんなに市場規模でかかったっけ?と言うか、小説のコンセプトやプロットは本人が画期的だと思っても既に使われたプロットだったり、それらの+αで完全なオリジナルって稀だから、色々問題起きそうだけども。

と言うかマナブに脳のリソース消耗するのも無駄なので、次いこか。

国内での仮想通貨の流通問題

BTC等の主要通貨が軒並み過去最高益を出していることもあり、需要が高くなっているのは周知の事実でございますが、国内の流通において支払いがビットコインが使われると言ったケースは少ないと思います。

そういった中で、NFTアートは仮想通貨の流通経路として開拓するのは至極真っ当の行為ですし、国内以外で購入するためのツールとしては非常に有効だと考えています。

特に個人間、国外への送金では手数料が安い仮想通貨はうってつけですし、発行者が国家でない分流通しやすいメリットがありますが、それでも使用が限定されているのも事実。

ただし、お金と言うものは信頼と価値、利用者、流通量の増加がそろって価値が成立するため、現状の貨幣の代替となるのはかなり厳しいでしょう。少なくとも日本では。

円が強すぎる問題

そんな仮想通貨の流通の最大の障壁は円が強すぎるという事ですね。諸外国においても日本円はかなり信頼が高く、国債の金利の低さからもその事が伺えるでしょう。

債権の金利が低いという事は、それだけ信頼があるという事。少ない利率でも購入したいと言う方がかなりいるので、債権の利率の低さはそれだけその通貨が信頼されており、安全資産として考える事ができます。

各国10年国債利回り推移 – SMBC日興証券

断片的なデータの為恐縮の極みではございますが、それでも主要各国に比べ利率が低く、それだけ信頼性が高い通貨があると言えます。

幸か不幸か日本円は信頼があり、デフォルトリスクも少ないことから非常に使いやすいのが特徴です。

そんな状況下で敢えて仮想通貨を使うと言うメリットはありませんし、普及しにくい理由もこれに該当すると思います。

政策リスクが高い中国でさえビットコイン規制がかっていますし(まー、これは中国あるあるなので本題からは逸れますが)

ビットコインを基軸通貨としようとしている国にエルサルバドルの例がありますが、こちらもまだ確定の動きはありません。

エルサルバドルのように治安がアレだったり、コーヒー等の輸出が殆どで内需が行き届いていない国に関しては有用かもしれませんが、

現状のように値動きが激しく安定しない通貨が、基軸通貨として利用されるのはリスクでしかないですし、そのへんは僕が言うよりもかつてのジンバブエ国民が言う方が説得力ありそうですが。

この様な現状を踏まえて、仮想通貨の流通経路はかなり限られていますし、仮想通貨の価値も限定的とも言えます。

そんな状況で、流通を拡大しようとするのは無理な話です。

もし、市場が安定したとしても、そのマネーに行き着く先がNFTアートに集中する可能性は低いでしょうし、使い道も分散されるでしょう。

まあ、陰謀論大好きな方におなじみの通貨発行権が撤廃されたら、一気に仮想通貨主流になりそうですけどね。

そもそも、それまでに今の熱量が続くのかどうか。そこが一番の問題でしょうか。

国内でのNFTの活用に関する問題

と、ここでぶち当たりそうなのは国内で流用すればええやんけ!となるかもしれませんが、これに関しても現状は難しいでしょう。

あくまでNFTアートは国外に向けており、なおかつその権利の保護が前提なので、日本国内で流通すると言うのは非常に困難だと考えています。

これには前述の通貨の強さもありますが、日本の場合は企業と契約する際には契約書が必要ですし、社内でも審査の対象となります。

NFTに関しては即時性がウリなのに。日本は動きが遅くてオワコンと山奥のハンチングが言ってそうですが、今の日本企業に関してはコンプライアンス意識が浸透しており、取引する相手がどういった風なのかを精査する必要があるわけです。

大きい会社であればコンプライアンス研修や、イーラーニングを行っています。急いで契約して、結果相手が反社会勢力だったなんてケースがあったら洒落にならんわけです。

そういった面で対企業相手でNFTでの取引はきわめて難しいでしょう。

そうすると同人ゲームや市場を中心になるでしょうが、NFTを流行らせたいのであればそういったオンラインサイトでの採用や、市場の開拓が必要となるのですが、

それに対する市場も限られているのも現状の課題かもしれません。

前編でちいかわを例にしましたが、国内での流通を前提にする場合、NFTアートとしてちいかわを登録したとして、国内の企業が権利として買わないでしょうね。

国内では実績を残しているちいかわなので、グッズなどのライセンス料でナガノさんは儲かるでしょうし、わざわざリスクのあるプラットフォームでやる必要は無いのです。

企業がNFTちいかわを見て、こいつ採用したろってなった結果、ゲーム会社が所有権を買収してKOEIあたりが「ちいかわの野望」を出したりカプコンあたりが「ちいかわハザード」を発売するって可能性はあり得ないです。

もしやるのであればナガノさんに直接オファーをかけますし、ナガノさんも所有権を手放すとは思えないです。だって市場が成熟している状態での権利収入ってめっちゃうまいもん。

あ、でもちいかわの野望は面白そうなのでKOEIさん楽しみにしてますね。

因みにコンプライアンスの重要性についてはこちらの動画がわかりやすいです。

他のプラットフォームが成熟している問題

更に追い打ちをかけるのが発信のプラットフォームが成熟している点です。現状では誰しもが発信できる時代となり、個人が販売できる時代となりました。

その様な状況なのでNFTアートは有利だと思われるかもしれませんが、そこまで簡単な問題ではありません。発信する人が多い以上、その受け皿を作る為のプラットフォームが作られます。

静止画であればskebやfanbox、pixiv

動画コンテンツであればyoutube等

小説であれば小説家になろうやnote、kindle等のe-pubの出版と言った、

利益を得るためのプラットフォームは飽和しているレベルです。

そのような状況でNFTアートは間違いなく後発であり、不利な状況である事は変わりありません。その中で、競合他社との調査は必須ですし、それを利用してもらうための営業力も必要になるでしょう。

それが育つまでは膨大な時間がかかりますし、そこまでのメリットがあるかも懐疑的です。

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これからのNFTの活路

と言ったように問題点が多く、とても今後隆盛を迎えるとは思えないのですが、今後日本国内でNFTアートを残すとしたら、代理店としての役割でしょう。

例えば静止画であればpixiv等で多くの絵が上がっていますが、プラットフォームとしてはあくまで国内のみ。海外の無名クリエイターは少ないと思います。

そんな中でNFTアートは世界規模。その中には国内で需要がありそうな海外の無名クリエイターもいるかもしれません。そういった方を発掘し、国内での販路を見出す。その対価として販売権や国内での所有権を買う。と言うやり方であれば、国内に浸透するでしょう。

ただし、これには文化や法律への造詣、営業力やマーケティング能力が求められるでしょう。そして、この作品を国内に広めたい!と言う愛情それが無いと無理ですし、そういうのが無理であればやめた方がいいでしょう。

まだ、黎明期という事もあり、国内のNFTアートは玉石混合。この人SNSで集客失敗したり、固定客つかめないだろうなと言う人がわんさかいるので、そこからNFTアート発の有名人が出れば伸びるかもしれませんが。,

権利の証明のみの利用

これに関しては時代が評価と言うのもありますが。

江戸時代に浮世絵が献上品として、欧州に流出した過去があります。その結果、文化財として日本の浮世絵は消失してしまい、海外ではゴッホやドビュッシーが北斎の影響を受け、

絵画の価値が向上したという経緯があります。そういった文化の保護を目的としたNFTアートは非常に有用性が高いですし、後世への文化貢献足りえるでしょう。

そういった保護の目的としてNFTを使うべきであって、あくまでもコレクションの為に、売買するのは非常にもったいない気がしますし、コンテンツへの敬意が感じられません。

正直、コンテンツを消耗しているとしか思えないですし、なんだかなと思います。そういった意味で投機対象ではなく守るための物として、これらは流行ってほしいと思います。

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まとめ

正直、これに関しては短絡的な否定や賛同が多かった点、また僕自身がNFTアートに関する知識が少ない為、知識が少ない中で調べた考察となります。

仮想通貨や投資クラスタ、総務クラスタ、文化作品のクラスタからはバチクソ怒られそうですが、あくまで個人の見解として読んでいただけましたら幸いです。

前後編にわたる長編となりましたが、ご覧いただきありがとうございました。

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